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映像制作用語集
映像制作に関する用語をご紹介
ネットワークカメラ
ウェブサーバ機能を内蔵し、カメラ単体でネットワークに接続することができるカメラのこと。
インターネットや社内LANを利用してリアルタイムに離れた場所の映像をパソコンや携帯電話で閲覧することが出来ます。設置・配線が簡単で、複数のカメラの映像を見ることも容易。コストも低く抑えられます。そのため、主にセキュリティ用途や監視用途などに用いられます。例えば、幼稚園や保育園にネットワークカメラを設置し、子どもの様子を家庭や職場からモニタリングしたり、美容院やスーパーなどお店のホームページから店内の様子を配信したり、使い方はアイデアしだいで様々です。
ノンリニア編集
従来からあるビデオテープを用いて編集する「リニア編集」に対して、コンピュータ画面上で簡単かつ自由に編集、エフェクト等を加える作業のことをいいます。1989年にAVID社がコンピュータと、記録媒体に、その周辺機器であるハードディスクを用いて構成したオフライン編集機を発表したときに用いた言葉だそうです。技術的には、素材である映像、音声を直接圧縮(1/3〜1/200)または、非圧縮でハードディスク等に取り込み、ランダムアクセス機能を活用し、編集を行ないます。
ノイズ
ノイズ (noise) とは、「雑音」を意味する英語で、工学的に処理対象となる情報以外の不要な情報のこと。ビデオ用語としては、「ホワイトノイズ」と「ピンクノイズ」の2つが知られています。ホワイトノイズは、あらゆる可聴覚周波数帯域の周波数成分が含まれているノイズ。発振器で生成し音響測定に用いるほか、シンセサイザーの音色合成などにも使われます。ピンクノイズは、あらゆる可聴周波数帯域が均等な音圧で含まれているノイズ。ホワイト-ノイズよりもざらついて聞こえ、オーディオ機器などの特性測定やシンセサイザーの音色合成などに使われます。

なめる
撮影用語で、いわゆる「なめショット」を撮ること。なめショットとは、映画や写真撮影などで、主たる被写体(俳優等)の手前に人物や物があり、パンのように左から右へとスーとカメラを動かすのではなく、それ越しでなめるように「ごしショット」し、より短く撮影されるショットのことで、なめる人や物はなるべく表情は変えないで、主役の表情が際立つように撮影されます。ちなみに、手前の人物の肩を入れるときは、「肩なめ」と言います。別名「いれ込みショット」ともいいます。

眠い
映像制作では、 ───
1.インパクトの無い映像や音のことを指します。2.ピントの甘い映像。 軟調な映像で、それが効果的とは言えない場合に眠いといいます。デジタルカメラを使う場合、眠い写真を作らない為には、ヒストグラムを活用する事で、ある程度は防ぐ事ができます。
印刷・DTPでは ───
コントラストの低い画像や表現を眠い画像・眠たい画像といいます。網点を使って画像を再現する印刷では、たとえジャスピンの写真であっても、そのままだと眠い画像になってしまいます。そのため、印刷で写真を扱う場合は、ピントの甘さをカバーし、よりシャープな画になるような処理を施さなければなりません。