レタッチ(retouch) |
画像データ、特に写真を取り込んだデータを加工・修正する作業のこと。昔は専門の設備などが必要だったのですが、今ではコンピュータ上で専用のレタッチソフトを使って加工作業ができます。細かな汚れを取り除いたり明るさや色調を調整したりするほか、拡大や縮小、合成なども簡単に行えるため、最近の合成写真のほとんどはフォトレタッチソフトで行われていると言われています。また、コンピュータによる加工が一般的なため、現在では「コンピュータによる画像データ加工」の意味で用いられることも多いようです。
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リメイク(re-make) |
映画、テレビシリーズ等を作り直すこと。また、作り直されたもの。特に、商業映画で同じ物語(題材)を使って、異なったスタッフ&俳優で新たに映画を製作することをいいます。誰もが知っているタイトルなどの名作をリメイクすることで、宣伝費を安く抑えられるなどの利点があります。2002年以降、米国ハリウッドで日本を始めとするアジア諸国の映画をリメークする傾向が顕著です。また映画監督によっては、若いときに撮ったのが気に入らず、後年、撮り直すパターンもあります。
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リテイク(retake) |
「再びテイクすること」、つまり「再撮影」のことです。一般的にいうといわゆる「やりなおし」です。その名の通り、写真や映画の撮影のやり直しのことで、その撮影によって得られたフィルムやビデオ素材自体を指すこともあります。別名を再撮(さいさつ)ともいいます。 リテイクにいたる原因は、フィルム装てんミスや露出の失敗に始まり、機材の不調やゴミの写りこみなど撮影側の原因、放射線かぶりや光線引き、現像の失敗など、天候などの不可抗力によるものなど脚本の変更、演者の降板や交代などの演出側、俳優側によるものなど、さまざまな場合が考えられます。
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ラッシュ |
本来は映画用語で、ラッシュプリント。 ラッシュフィルムとも言います。撮影されたフィルムはラボ(現像所)に送られ、ネガ現像され、編集のためのフィルム(見本に焼き付けられたポジ)であるラッシュフィルムが作られます。 このフィルムの内容は、撮影が終わったままの状態で、編集を加えず、未整理のままつないであり、いわば素材の集まりです。このラッシュプリントを使って、撮影した画面の内容をチェックする作業を「ラッシュ試写」といいます。デジタル化され、テープ編集が主流となった現在でも、編集作業に取り掛かる前のラッシュ試写・ラッシュチェックは、不可欠の重要な作業となっています。
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レフ板(レフばん) |
撮影用語で、ボードやシートの表面を白または銀色に加工した反射板のこと。自然光源などを補うために用いられますが、自らは光源を持ちません。主に屋外での撮影時に、逆光などで生じた影に補助光を与えるために用います。また屋内撮影でも、主照明の光を反射させ光量の足りない部分を補完したり、照明効果に変化をつくる照明補助器具として使われます。より柔らかくて自然な光を補うことが可能になります。一般にレフ板は大型でかさばるため持ち運びに難がありますが、最近の市販のレフ版の中には、小さく折り畳めるものも多くあります。
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