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映像制作用語集
映像制作に関する用語をご紹介
ワイヤー消し
別名を線消し(せんけし)とも呼ばれ、英語ではデジタルリムーバル(Digital Removal)と呼ばれます。デジタル合成技術の一種で、ワイヤーアクションや操演による撮影の際に画面内に映ったワイヤーを、コンピュータを用いて除去する作業の事です。具体的には、画面上のワイヤーの周囲の風景から適当な色を抽出し、ワイヤー部分を塗りつぶすという事を1コマずつ行う作業になります。一般的にはPhotoshopなどの画像処理ソフトが使用されます。

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Wi-Fi (ワイファイ)
英語の「Wireless(無線) Fidelity(忠実度)」の略で、無線LAN製品の互換性を検証するWi-Fi Allianceという業界団体によって付けられたブランド名のこと。高性能な無線通信の一種で、パソコンやスマートフォン(多機能携帯電話)などの情報端末をインターネットにつなぐのに使われています。昨今、スマートフォンやタブレット型端末の普及が本格化したことで脚光を浴びました。例えば、高画質な動画を快適に楽しむためには高速度の通信環境が不可欠ですが、通常の携帯電話が使用する第3世代(3G)回線に比べ、データをダウンロードする速度が3~7倍も速いとされています。
ワンセグ
携帯電話などの移動通信機器に対して地上デジタル放送を配信する方式のこと。日本の地上デジタル放送は、1つの放送局の周波数帯域幅を13のセグメント(部分)に分割した構造となっています。その中の1つのセグメントがモバイル端末用に割り当てられていることから、「one segment=ワンセグメント」を省略してワンセグといわれています。端末がワンセグの受信に対応していれば、家庭用テレビ向けに配信されるものと同じ内容のテレビ番組を携帯電話などで見ることができます。放送電波を用いるのでパケット通信料金もかからず、またCMによって収益を得るので番組の視聴料金なども発生しません。

ワイドコンバーター
カメラ用語で、広角側に焦点距離を縮めるものをワイドコンバーター(もしくはワイドコンバージョンレンズ )といいます。略称では、ワイコン又はワイドとも呼ばれます。ズームレンズの前に付け、より画角の広い映像を撮ることのできるレンズのことです。ワイドアタッチメントレンズと間違えやすいですが、ワイドコンバーターは、ズーム機能を使う事ができるのが特徴です。ワイドコンバーターを使用しているときは、このレンズに対して本来の撮影レンズをマスターレンズと呼びます。一般に、広々とした風景撮影や狭い室内などの撮影では、このワイドコンバーターが活躍するとされています。
ワイヤー フレーム
もともとは、3DCGで使われる用語の一つで、3次元グラフィックスのレンダリング手法の名称です。3次元オブジェクトを針金のような細い線形状で表現するため、そのように呼称されます。立体図形を、その輪郭を表す線のみで表現する手法で、立方体などは辺のみを描画し、曲面などは網目状の線で表現します。情報量が少なく、高速に描画できるなどの利点がありますが、線のみで図形を表現するため、サーフィスモデルで実現できるような美しいコンピュータグラフィックスを作成することはできません。
なお、Webページ制作の分野では、Webページの大まかなコンテンツやレイアウトを示した構成図のことをワイヤー フレームと呼んでいます。主にレイアウトの確認、メニュー構成の確認、要素の強弱の確認などを目的に作成されます。