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映像制作用語集
映像制作に関する用語をご紹介
寄り(より)
撮影用語で被写体に近付いて撮ること。バストショットやアップショットなど、比較的被写体に寄った映像のことを「寄り映像」「寄りの映像」などと言います。また、ズームなどでも、現在の画角より被写体をできるだけアップにすることを「寄る」と言い、そういうカットも「寄り」と言います。なお、いわゆる「ズームイン」、「ズームアップ」という言い方では、連続的に接近する映像を得ることなので少しニュアンスが異なります。ちなみに、「寄り」の逆の映像の場合は「引き」と言います。
ユビキタス
もともとは、コンピュータ用語。あらゆる物にコンピュータが埋め込まれ、いつでもどこでも、情報通信技術の恩恵を受けられる環境のこと。 身のまわりのさまざまな物にコンピュータが内蔵され、それらが自律的に連携することで、人間が意識することなくコンピュータ・ネットワークの支援が受けられる環境のことを言います。 身近な実例としては、スマートフォンやタブレット型コンピュータが挙げられます。ネットによる映像配信などとも深い関連があり、今後の動向が注目される重要な概念といえます。あらゆる物にコンピュータが内蔵され、いつでも、どこでも、さまざまなコンピュータ支援が得られるような環境が、「ユビキタス・コンピューティング」「ユビキタス社会」と呼ばれる姿とされています。
焼く
「焼く」とは、主にCD-Rや、DVD-Rなどの記憶メディアに「データの書き込み」を行うこと、いわゆる「オーサリング」のことをいいます。「焼く」という表現は、光学ドライブがレーザーを照射し、光学メディアの記録面の有機色素を変色させることから、その様子が日本語の「焼く」という言葉とマッチしていたために一般的に使われるようになったと言われています。「焼く」という表現は、光学メディアの普及に伴って使われはじめ、現在ではDVD-RやBD-RといったCD-R以外の光学メディアでも同様に「焼く」という表現が用いられています。ただし、USBメモリのようなフラッシュメモリや、ハードディスクドライブなどへデータを書き込む場合は、「焼く」という表現は使用されません。

ユーチューブ
正式名は「Youtube」で動画コンテンツ共有サイトの名称です。ローマ字読み、または隠語として通称「ようつべ」とも。 WEBサイトとしての主な特長は、手軽に動画をアップロードできること、会員数の多さ、ファイルサイズが小さいこと、様々なメディアとの互換性があること等があります。ユーザーの利用方法としては娯楽用以外にも多彩に捉えられており、企業のプロモーション用として、ニュースの一環として、政治的な広報としてなど、様々な目的でまさにグローバルな規模で幅広く使用されています。なお、Youtubeの名称は、「あなたが作るテレビ(ブラウン管)」という意味合いから派生しているそうです。